分類がユニークな本棚、天井までの本棚…「角川武蔵野ミュージアム」☆東所沢

本、本、本。

今年の8月に東所沢にオープンした
角川武蔵野ミュージアム」に行ってきました。
隈研吾さんの建築、本棚劇場と呼ばれる空間が話題になり
ニュースなどでも取り上げられていました。
NHKのニュースだったかな?本の分類がユニークだと報道されていて
それが気になっていました。

東所沢駅から徒歩で10分くらい。
駅周辺はけっこうさっぱりとしていて、ミュージアムの宣伝とかが
もっとどーんとあるのかと思いきや…。

しばらく歩いて、公園のようなところを進んでいくと
要塞みたいな建築が見えてきます。



分類がユニークな本棚、天井までの本棚…「角川武蔵野ミュージアム」☆東所沢_e0064860_09202409.jpeg


分類がユニークな本棚、天井までの本棚…「角川武蔵野ミュージアム」☆東所沢_e0064860_09254250.jpeg


事前に入館予約をしておきました。
ワンデーパスポートだとほぼ全フロアを見ることができるのですが
3,000円〜4,000円(高い…)とのことなので
1,200円のスタンダードチケットを購入。
これだと目当ての本棚劇場などは見ることができるし
初回にはいいかと思います。
ホームページにチケットの種類と閲覧可能エリアの表記があるので
事前にチェックしておくのがおすすめです。

本棚劇場と本の分類がユニークなエディットタウンは
本好きにはかなり楽しいエリアになっています。
購入や貸し出しはありませんが、館内でなら読むことが可能です。

こういう分類だと、普段は手にすることのないジャンルや
興味のあるジャンルとして読んでいても、手にすることがなかった本と
出会える可能性が高まりますね。


分類がユニークな本棚、天井までの本棚…「角川武蔵野ミュージアム」☆東所沢_e0064860_09204908.jpeg

わたし、角川の本しかないのかなと思っていたのですが
出版社関係なくありました。
本が整然と並ぶというのではなく、積んである感じが好き。



分類がユニークな本棚、天井までの本棚…「角川武蔵野ミュージアム」☆東所沢_e0064860_09214873.jpeg


分類がユニークな本棚、天井までの本棚…「角川武蔵野ミュージアム」☆東所沢_e0064860_09213069.jpeg


分類がユニークな本棚、天井までの本棚…「角川武蔵野ミュージアム」☆東所沢_e0064860_09223786.jpeg


分類がユニークな本棚、天井までの本棚…「角川武蔵野ミュージアム」☆東所沢_e0064860_09225573.jpeg


美術館のアドバイザリーでもある荒俣宏さんのコーナー。
「荒俣ワンダー秘宝館」の入り口。
ホログラムの荒俣さんがいらっしゃいました。
わたしは「地球暗黒記」が大好きで
この本を読んでハワイに興味を持ったなー。




分類がユニークな本棚、天井までの本棚…「角川武蔵野ミュージアム」☆東所沢_e0064860_09232059.jpeg

鉱石、標本などに興味がある人には
とっても楽しい空間だと思います。
わたしの好きなセンチコガネの標本が見事でした。

葉脈の美しさよ…。


分類がユニークな本棚、天井までの本棚…「角川武蔵野ミュージアム」☆東所沢_e0064860_09234170.jpeg



そして本棚劇場。
約8メートルの高さに5万冊もの本が収められています。
プロジェクションマッピングも行われていました。



分類がユニークな本棚、天井までの本棚…「角川武蔵野ミュージアム」☆東所沢_e0064860_09220974.jpeg

分類がユニークな本棚、天井までの本棚…「角川武蔵野ミュージアム」☆東所沢_e0064860_09211112.jpeg


SNSなどで時々目にするのですが
こういう天井までびっしり本を飾るの、流行ってるのかな。
つい地震の時、大丈夫なのかなと考えてしまいます。
これ万が一全部落っこちてきたとして
それをまた棚に戻す作業を考えると震える…。
埃とか傷とか…。

館内にはレストラン、カフェ、ショップなどもありました。
今回は見なかったのですが、企画展やイベントなども行われています。

本好きにはエディットタウンと本棚劇場でじゅうぶんかもしれません。
三時間の滞在が可能なので、時間的にもいいかなと思います。

建築の奇抜さや本棚劇場という
いわゆる「映え」的なものでの話題性だけでは
ちょっと…という感じはしました。

今はコロナのこともあって、イベントなども
ままらないない部分があると思うのですが
せっかくの角川!
数々の名作を生んだ角川映画!
ぜひあの角川映画黄金時代の作品を上映してほしいです。
メインテーマとか探偵物語とかWの悲劇とか早春物語とか…。
あと赤川次郎さんって角川のイメージがすごくあって。
作家を招いてのイベントとかあったら楽しそうです。

本にまつわる何か楽しい企画が
これからいろいろと生まれることを期待しています。


Commented at 2020-11-29 11:35 x
ブログの持ち主だけに見える非公開コメントです。
Commented at 2020-11-29 22:43 x
ブログの持ち主だけに見える非公開コメントです。
Commented by atougarashi at 2020-11-30 10:11
> 鍵コメ ひ 様
そうです、武蔵野線です!
駅周辺なんかに案内板がデカデカとあるわけでもないし、建物のインパクトに対して
宣伝は地味かもしれませんね…。
角川がやっているだけあって、本はもちろん、アニメ関連のイベントや展示もありました。
足の具合が良くなったら出かけてみてください!
Commented by atougarashi at 2020-11-30 10:20
> 鍵コメ tu 様
ふふふ…行ってしまいました!
テレビで見たときより、実際に見た方があの建物はインパクトがありますね。
大きさを感じるというか…。
確かにターゲットを絞らないとあれもこれも…ってなるかもしれません。
でも分類が独特なのでそのターゲットすら絞りにくい面も…偶然の出会いを楽しむくらいだと
発見も多いかもしれません。写真集や児童文学などもあって楽しかったです。
本棚劇場みたいな空間がお好きでしたら、駒込にある東洋文庫がおすすめです。
またどこか気になるエリアなどありましたらぜひ教えてくださいね。
Commented at 2020-11-30 12:53 x
ブログの持ち主だけに見える非公開コメントです。
Commented by atougarashi at 2020-12-01 11:02
> 鍵コメ tu 様
そうです、「漢字展」をしていたところです。
東洋文庫は近くに六義園や「青いカバ」さんといういい本屋さんもあるので、ぜひ!
「映え」を否定するわけではないのですが、それが最優先になっちゃってるような場所は
どうも信用ができないんですよねぇ…。こういう場所は「一回行けばいいや」じゃダメで
遠くても何度も行きたくなるような、中身の魅力が重要だと思うんです。
今後の企画展に期待です☆


by atougarashi | 2020-11-28 11:13 | 本、音楽、アート、器 | Comments(6)

ぺちこです。SHINeeが大好きなジョンペンです。韓国留学のこと、韓国のことなど書いています。pechikosec@yahoo.co.jp


by ぺちこ
カレンダー
S M T W T F S
1 2
3 4 5 6 7 8 9
10 11 12 13 14 15 16
17 18 19 20 21 22 23
24 25 26 27 28 29 30
31