教わるということ。

今年さいごの稽古。

いい稽古で終わってほっとした。
稽古のあと、お茶と
栗のおいしいお菓子をいただいた。
この間のどこぞのケーキとは
まったくもって正反対に
おいしいお菓子だった。
ええ、根に持ってますよ、この間のことは。

わたしは6才くらいから
三味線を習い始めて
音大でもその楽器を専攻し
卒業と同時にやめ、数年後に
楽しみのためにもう一度始めた。
その間に、数人の先生に
いろいろなことを教わった。

今のわたしの先生は
「ものを教わる場合、教えてもらう側の気持ちが大事で
教えてくれる先生をイヤだ、とか相性が悪い、と思うと
絶対にじょうずにならない」とおっしゃっている。
まったくもってその通りで
先生と生徒の相性というのは
ものすごく大事だ。

わたしが教わった数人の先生は
みんな素晴らしい演奏家ではあったけれど
みんなと相性がよかったわけではない。
それはもう「嫌い」とかそういうことではなく
あわないんだからしかたない、という感じ。
誰のせいでもない。

ときどき、ちいさな子供のいるひとに
「なにか楽器を習わせたいんだけど」という
相談をされることがあるけれど
答えはひとつで、相性のいい先生と出会うことが
いちばん重要で必要で難しいということ。

教わってみないとわからないんだけど。
by atougarashi | 2005-12-20 22:19 | Comments(0)

ぺちこです。SHINeeが大好きなジョンペンです。韓国留学のこと、韓国のことなど書いています。pechikosec@yahoo.co.jp


by ぺちこ
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