ワイルドな親切。
2006年 05月 22日
バス停でバスを待ちながら
本を読んでいた。
サラ・パレツキーの
V・I・ウォーショースキーシリーズで
展開していく事件と
歯切れのいい翻訳に
夢中になりつつも
あ、バスが来たな…と気配を感じ
ふと視線をあげると
いきなり見知らぬおばあちゃんの
アップがそこにはあった。
おばあちゃんは
わたしの腕をパンパン叩いて
「乗り物がきた」と言った。
あまりに突然の出来事なのと
頭のなかではV・Iとキャロラインが
激しい口論を展開してる最中だったので
とっさに言葉がでず、「あっあうっはいっ」と
わけのわからない言葉を発してしまった。
こういうワイルドな親切はどきどきする。