わからない、を楽しむ。

「アートと話す、アートを話す」を見にでかけた。

わかりにくい、とされがちな
現代アートをもっと身近に、
というのがテーマ。
ダイムラー・クライスラー・アート・コレクションを
受付で渡されたワークブックを手に
見てまわる、という試み。

ワークブックには各作品に関する
わかりやすい質問が書かれていて
見るひとは、それに対する
自分なりの意見や感想を
書込みながら作品を見てまわる。
前に見たひとの答えが書込まれているから
ひとの意見や感想に触れることもできる。

色を楽しみ、形を楽しみ、モノを楽しむ。
おもちゃ箱にいるみたいだった。

現代アートは
「わからない、を楽しむ」という一面があると思う。
作者の思考をなぞるだけではなくて
自らが感じ、想像しないと
「なにこれ」で終わってしまう。
今回はワークブックがあることで
「感じとり、想像し、発信する」ということが可能で
作品との対話がしやすい展覧会だった。

「アートと話す/アートを話す」 東京オペラシティギャラリー
2006/01/14-2006/03/26
by atougarashi | 2006-03-08 21:09 | Comments(0)

ぺちこです。SHINeeが大好きなジョンペンです。韓国留学のこと、韓国のことなど書いています。pechikosec@yahoo.co.jp


by ぺちこ
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