難解。
久しぶりに行ってきました〜
以前行った時って、若林奮さんの展覧会だったか…。
現代美術好きなんです。
一番好きなのは、ジョゼフ・コーネルという作家。
箱のなかに抽象的な世界をつくる方で
千葉の川村美術館に多くの作品があります。
難解と言われることが多い現代美術ですが
そこに物語や喜怒哀楽の表現が
どうなされているかを探ることが
とても面白いジャンルだと思います。
むかう途中の道で、誰かが「ぬ」を落としてましたよー。
てくてく歩いて、あ、着いた。
今回はみっつの展示を見ました。
1. 管 木志雄「置かれた潜在性」
2. 未見の星座
3. ガブリエル・オロスコ展
見たかったのは、管 木志雄さんという美術家の作品。
これがまた難解でした…。
思考を「もの」にして、そのものの側から世界の
ありようをとらえる、という作品群なんだけど
うーむ。
ロウで作られた作品や、石や木を使った
大掛かりな作品が多かったです。
無理だと思うけど、作品の中心に立って
その作品から見える周辺を見せてもらえたらよかった…。
そして、未見の星座。
これは数名の美術家による展示なのですが
太田三郎さんという方の作品がよかったです。
植物の種子を和紙にいれて、私製切手にしたシリーズが
とても素敵でした。
ガブリエル・オロスコ展は写真を撮れるものもあったので…。
今回の展示、ちょっとうまくはいってこなかった…。
いちばん面白いと思ったのが常設展。
韓国系アメリカ人のナム・ジュン・パイクの作品もあります。
この方はビデオアートの開拓者と呼ばれていて
テレビを使ったアートが有名です。
ずいぶん前に韓国でこの方の作品を見て以来
その印象が強烈で、韓国=現代美術が熱い、のイメージになりました。
作られた年代を考えると非常にかっこいいというか
クール!って思わず言いたくなるんですよねー。
あとは宮島達男さんの電光掲示板のような作品や
横尾忠則さんのY字路シリーズの一枚とか。
とても楽しめました。
ここの美術館はひろーいので
くたびれてお茶。
カフェが2カ所あるのですが、地下に行くほうのカフェ。
ここが広々としていて素敵でした。
美術館を出たらちょっと夕暮れ。
疲れたけど楽しい休日でした
東京都現代美術館
東京都江東区三好4-1-103-5245-411103-5777-8600(ハローダイヤル)