あんまりだ。
2005年 09月 19日
フランソワ・オゾン監督は
とても好きな監督のひとりで
だいたいの作品はがっちり見ている。
時にはグロにちかい、ぎりぎりのラインで
エロスを表現し、毒のある物語を
魅力的につくりだす監督だと思う。
でも、今回はなんとも。
誰にも共感できなかったし
理解もできなかった。
だいたいこの邦題もよくないと思う。
これはオゾン監督のせいじゃないけれど。
うつくしい映像はあるけれど
物語はどうなんだろう。
ハリがないというか、パンチがないというか。
釈然としない数時間を過ごした。
そのうえ、映画館でかりた
冷房よけのブランケットに
何かがいたらしく、肌があたっていたところが
ぽつぽつと赤くなってかゆい。
あんまりだ。